スマホやノートパソコンなど薄型バッテリーを搭載したデバイスの普及に伴って急増するバッテリー事故。誰もが直面する可能性があります。
「写真家のための究極の1台」。
その宣伝文句とスペックに魅力を感じ、2年前の2017年7月に購入。メインマシンとして使用しているWindowsノートパソコン「Surface Book」もまさにそんな危機に直面しています。
【症状①】液晶黄ばみ⇒Windowsサポートセンターに相談
購入から1年10カ月ほど経った2019年6月、液晶画面の左端に「7mm✖40mm」くらいの黄ばみが2か所現れました。(※もしかしたらもっと以前から発生していたのかもしれません)
そこで、Windowsのサポートセンター(0120-54-2244)に電話をかけたところ、ソフト的な問題の可能性もあるとのことで、遠隔操作でサポートを受けながらいろいろ試してみても解決せず。
「再生品交換」の場合は、「¥74,178」が自己負担になるとのお話でした。
【症状②】バッテリー膨張・液晶パネル剥がれ
メインマシンとして使用していたため、秋まで我慢してから交換を依頼しようと考えながら使用し続けていたところ、液晶の黄ばみは画面全体に進行。
2019年8月、ついに液晶右側上部から湾曲し始めたバッテリー膨張はどんどん進行。液晶縦幅の95%ほど本体から剥がれた状態となっています。
タブレットとしても使えるノートパソコンであるにもかかわらず、もはや持ち歩きは不可能な状態です。
リファビッシュ品に「無償交換」
そこで改めてWindowsサポートセンターに相談したところ、「写真を送ってください」とのこと。結局、リファビッシュ品に「無償交換」して頂ける運びとなりました。
ちなみに「リファビッシュ品」とは、初期不良品などを整備し、新品に準じる製品として仕上げたもので、「3ヶ月保証」もついています。
今後の流れとしては、まず輸送時の爆発事故防止のための「熱シールド」や「静電気防止バッグ」などが送られてきます。そして、<梱包・発送⇒交換品発送>となっています。
【まとめ】異変を感じたらすぐにサポートセンターへ連絡を!
4~5年くらい使うつもりで購入した高価なノートパソコンでしたが、2年を待たず「バッテリー膨張」が始まりました。
スマホにしろ現代のデバイスは、構造上の問題を抱えています。「明日はわが身」かも知れません。
今回は「1年間保証」期間は過ぎていましたが、「3年未満の画面膨張ですので、無償交換致します」とのことでした。
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